自分で出来た!コロナに負けず、
営業にチャレンジできる!
西区で理容業(美容も含む)を営む鍵川祐二さんは、この度広島市の広島市販路拡大等チャレンジ応援金に応募。見事に支給決定を勝ち取りました。広島市のホームページで7月5日に発表された採択者一覧によると応募総数1846件で採択者は872件。実に50%以下の狭き門を突破したことになります。
増え続ける新型コロナウイルスの影響で、鍵川さんも大きくダメージを受けてます。感染リスクから今までの常連さんも来店の周期が長くなる。また、カットだけの短時間メニュー(時間のかかるパーマ等を敬遠)に変更されるなどで大きく売り上げが減少しました。
このままではじり貧になるとの危機感から「何とかしなければ」と、コロナ対策のため店内間仕切りや、ネット予約システムの導入などを考えていたものの手持ちの資金が十分ではありません。
そうした時に毎週届く広島民商の「商工ニュース」にでていたチャレンジ応援金を思い出しました。「これが使えれば助かる」と思い立ったものの、すでに期日がギリギリだったため、相談しようにもチャレンジ応援事務局の相談日は既に予約でいっぱいでした。
そこで、ちょうど「なんでも相談会」の開催日だった民商に相談。民商ではシステム業者にも資料提供などの協力を依頼することや、過去の申請例、申請にあたってのポイント等をアドバイス。鍵川さんは慣れないパソコン操作や見栄えの良い申請書づくりに四苦八苦。寝る間を惜しんで資料を作成し、無事期日内に申請をすることができました。
7月に入り待ちに待った採択の発表の日。広島市のホームページに自分の名前を見つけることができました。自分で苦労して申請しただけあって感慨もひとしおです。
「コロナだからと諦めたら何もできない。今回のことで自分でもやればできるという自信がついた。いろんな情報が載っている民商のニュースはとてもいい。民商は何でも相談できる最高のところ」と笑顔で語られています。