11月14日(木)大河集会所にて大河支部主催のインボイス学習会を開催しました。支部会議で要望が出たもので、講師には法人部会の権田直也部長を招き、7名の参加で行いました。
まずインボイス制度の前に消費税の基本的な仕組みから学習。講師の権田さんが黒板で表を使いながら丁寧に説明していきます。
少人数のアットホームな雰囲気もあり、質問もたくさんでてきます。「元請から消費税分の値引きを交渉されたら了承するしかないのか(建設業)」「講演会等を行う場合、インボイス登録していないとどうなるのか」「取引先に求められるとインボイス登録をせざるをえないのではないか?(執筆業)」など多くの質問が出ました。
参加者からは、大変わかりやすく勉強になりましたという意見が多数あり、今後も定期的に開催してほしいと好評でした。
最後に権田講師から「インボイスが導入されると中小業者、特に免税事業者の方を中心に今後多くの事業者がさらに大変な状況になります。全国の民商をはじめ、商工会議所、青色申告会、日本税理士会等多くの団体が中止・延期の声を上げています。皆さんも周りの多くの人にこの事を知らせてほしい」と訴えました。
皆さんの支部でも要望があれば、支部独自の学習会を開催しますので役員や事務局にお知らせください。本部でも上記日程での「インボイス学習会」を実施しますので是非ご参加ください。
民商ではインボイス制度中止・延期の声を大きくするために、制度の問題点を分かりやすく表記した「BOXティッシュ」も配布しています。
広島民商事務局の入口に置いていますのでご自由にお持ち帰り頂き、ご活用下さい。