広島民主商工会は中小企業経営者をバックアップいたします

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~エンディングノート~学習会第一弾

4月26日、37名(オンライン参加含む)の参加で学習会第一弾として「エンディングノート」学習会を開催しました。講師には民商会員(理事)でもある児玉賢司社長(株式会社 玉屋/葬祭業)に【人生の棚卸と気づきを発見し、充実した人生を送ろう!】をテーマに、実績を交えお話いただきました。

「エンディングノートは、人生の最期について書くと思われがちですが、書くことによって人生の棚卸をし、これから先の人生をより充実し過ごすことができる」と聞き、参加者も前向きに聞き入っていました。

これまで数多くの葬儀を執り行ってきた経験から、準備しておいた方が良いことや、記載しておくと意思を示すことが出来、残された家族の負担が軽減されることなど端的に説明されました。


特にデジタル化社会である昨今【デジタル遺品】の処分に手間も費用も掛かった事例も紹介。スマートフォンやクラウドで管理された故人の遺産を処分しようにもパスワードが分からず開けず、業者へ依頼莫大な費用がかかった・・・サブスク(定額でサービスや商品を利用できる)を契約しており、亡くなられてから請求が来て分かった等、困った事例がいくつもありました。

他にも代表的な通帳・印鑑だけでなく、健康保険や年金・原爆手帳も置き場所を伝えておくと手続きがスムーズにできるなど、エンディングノートを書く必要性を知ることが出来ました。

最後にみんなでエンディングノートを記入し、参加者からは「ID(アイディ)・PW(パスワード)が数多く存在する今、記載しておくと手続きがスムーズにできるので備えておくといいことが分かった」「趣味や愛用品の処分等も記載しておいた方がいいとは思わなかった」「エンディングノートと聞くと、死の準備のような悲しいイメージがあったけど、準備しておけば残りの余生を楽しんで過ごせる気がしました」と明るい学習会になりました。


参加者に配られたエンディングノートが大好評で「大切な家族のために、早速家に帰って続きを書きます」と参加者からは笑みがこぼれました。

事業のことだけでなく、自身の生活についても学べる民商の学習会。早速来月の学習会を予約する方も!次回もご参加下さい。


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