広島民主商工会は中小企業経営者をバックアップいたします

広島民主商工会の会員の業種は、建設業、飲食業、小売業、サービス業などさ まざま。決算・申告・納税など経営者の悩みにアドバイスします

〒730-0013
広島県広島市中区八丁堀2−3 広島商工会館 2F
電話:082-221-0613
広島民主商工会(民商)は、中小業者でつくる組織です。
60年の歴史があり、すべての都道府県に連合会があり、 全国商工団体連合会(全商連)はその全国組織です。
会員の業種は、建設業、飲食業、小売業、サービス業などさまざま。全国に約600の民商があり、25万人の仲間がいます。
自らの帳簿に基づいて自分で税額を計算し、自分の責任で税額を決める「自主計算・自主申告」
金融対策や税金 対策などに頭を痛める中小業者の悩みに応える「なんでも相談会」をはじめ、消費税増税反対、大型店の出店規制 、商店街や地場産業の振興など、地域に根ざした中小業者の業者を守り発展させる運動に取り組んでいます

青年部釣り&BBQで交流

10月29日(日)七瀬川渓流釣り場で釣り&BBQ交流会を23名の参加で行いました。はじめに山田雄大青年部副部長(建設業)より「たくさんご参加ありがとうございます。しっかり釣りを楽しみ、お昼はBBQを楽しみましょう♪温かいスープ等も用意しています」に挨拶からスタート。


渓流と釣り堀に分かれて釣りに全集中。あっという間に「もう2匹釣れた!」「餌がなくなるまで釣ってもいいの?」「わ~めっちゃデカいのが釣れた!」と渓流釣りに大人も子供も大はしゃぎ!

親子で参加された新入部員の会員さんも「海と違い安全で思いっきり楽しめる」「釣った魚をその場で焼いて食べれるので、美味しいね!」と大好評!BBQでは、毎回恒例の役員さんの手作り焼きそば等が振る舞われ、お腹いっぱいみんな大満足でした。


佐竹亮次部長より「青年部は交流会や様々なレクリエーションを企画しています。12月はゴルフコンペも行います。青年部に入ったら、楽しいこと満載です!是非周りの同業者や友人に民商の魅力を伝え、青年部活動に参加してもらえるよう声をかけてください」と締めくくりました。

大混乱するインボイス 周知不足は決定的!

中国地方5県の民商県連合同で毎年行っている「広島国税局交渉」。今年は島根、鳥取からの参加を含め10名で10月17日に行いました。

54万筆を超える史上空前の反対署名を一顧だにせず、10月からの開始を強行したインボイス制度が交渉の中心となりました。国税局からは藤山総務課長補佐ら3名が応対し、事前に渡した申し入れ文書に回答する形でスタートしました(申し入れ内容は左記の通り)。


インボイス周知不足への回答については「合同、個別を含む説明会の開催、リーフやポスター、各種団体や公共団体への講師派遣、YouTube、ホームページ、チャットポットなどあらゆる手段で周知を行ってきた」と回答。来年の確定申告期は、インボイス登録で初めての消費税申告、納税に不安を抱えている事業者の立場に立って、個々の実情に配意した丁寧な説明を行う」と回答しました。

未登録者に対して「インボイス登録をしなければ消費税を付けて支払わない」「消費税10%相当を減額して支払う」などの問題が発生している事については「民間当事者間同士の取引であり、どのような条件で取引するかは下請法、独禁法に違反するような場合を除き当事者間の判断」と一蹴しました。

周知不足を指摘する申し入れに対し『丁寧に説明する』とのあまりに抽象的な回答に交渉団からは不満の声があがります。「具体的に何人が登録をしたのか?」「説明会を何回行ってきて、何人が参加をしたのか?」「当局としては充分に制度が周知できていると評価しているのか?」と質問。当局からは、広島国税局管内での課税事業者の登録は約14万件(法人10万・個人4万)、免税事業者は約5万件(法人1・3万・個人.3・6万)であり、令和5年8月までの2年間に累計で1800回、約1万5千人が参加したと回答しました。

混乱状況を報告し改善を要求

鳥取からは「所得税の申告ですら予約がとれない。今でも申告者をさばき切れていないのが現状。具体的に人員増や会場の増設なども検討すらされていないのではないか?執行機関としての責任が問われる」と指摘。島根からは「税理士が納税者に、手間が増えるので免税事業者と取引をするなと指導している。問題ではないか?」、三次からは「三次市内では、お花屋さんがお祝いの花を注文されたお客さんに領収書を渡したら、『インボイスがないから経費に取れない』と領収書を受け取らなかった。現場では混乱が起きている」と実例を紹介。


インボイス以外にも事前通知や反面調査、税務相談停止命令等についても意見交換をしましたが、通り一遍の答えに終始で不完全な結果となりました。

最後に広島北民商の竹本さんから「『丁寧に説明する』と繰り返すが、理解できなければ説明をしたことにはならない。分かる人間だけが分かる言葉で説明を繰り返しても、分からない人間にはゼロと同じ。分からない人に向けて、理解できるように説明するのが本当に丁寧な説明のこと」と指摘し交渉を終えました。


インボイスが施行され1ヶ月が経過しようとしています。一方的な単価切り下げをはじめ様々なトラブルが起こってきています。来年には初めての申告と納税もスタートします。

まだまだいまからでもインボイス制度の廃止の世論を大きく広げていきましょう。


国税庁交渉 申入れ事項

①インボイス制度の周知不足は明白です。混乱する現場の声を届け、インボイス制度を凍結、中止するよう上級官庁に強く上申してください。

②国税庁の当初想定よりも、かなりの数の事業者がインボイス登録をしていません。登録をしなければ消費税を支払わないとのやり取りが散見されます。国税庁の責任において周知と相談窓口を設置してください。

③インボイスの導入により、新たに少なくとも161万者が消費税の確定申告を行うこととなります。規模が小さく税理士にかかることができない事業者には、各税務署が行う確定申告相談で対応してください。悪意のない大量の消費税無申告がでないよう特段の手立てをとってください。

④2割特例をはじめ簡易課税制度など、初めてインボイス登録を行った免税事業者向けに丁寧な説明と相談窓口の設置をしてください。

⑤不要不急な税務調査はもちろんの事、徴収による臨場、呼び出しなどは厳に慎むようにしてください。

また、質問応答記録書をパソコンで作成する事例が増えています。納税者には作成が任意であることをきちんと説明すると同時に、納税者に写しを交付してください。

⑥納税者の理解と協力を得て行う任意調査においては、国税通則法74条9項で事前通知は「原則行う」ことと規定されています。今一度徹底してください。

事前通知を要しないと判断した場合においても、納税者からその理由開示を求められた場合には、速やかにその理由を開示し、円滑な税務行政を執り行ってください。

また、税務運営方針において定められている「反面調査は、客観的に見てやむを得ないと認められる場合に限って行うこととする」精神を厳守してください。

⑦厳しい情勢に鑑み、引き続き納税者の実態に耳を傾け、納付困難な納税者の相談に真摯に対応するようにしてください。

⑧納税者が誰に相談し、どこから情報を収集するかは自由であることから、当局として納税者同士が行う税務相談に干渉や介入はもちろん、不当な弾圧は行わないでください。

新設される「税務相談停止命令」は脱税や不正還付の指南等を目的とした悪質なものに限定し、納税者同士が教えあい、自らが所得額や税額を決める民商の自主計算運動を対象とすることのないよう留意してください。

⑨すべての税務職員が憲法遵守を貫き、税務運営方針を守ることを徹底してください。

楽しい&ためになる企画を!

広島民商 女性部定期総会

10月15日(日)、広島民商女性部定期総会を元気よく開催!

代議員29名が出席し大成功しました。

今年は4年振りに人数制限をなくした定期総会。開催に向け「せっかくたくさんの女性部員が集まる場なので、何か催しを一緒にしたい」と役員会で意見を出し合い、総会後の映画上映会もセットでの開催となりました。

総会テーマは「力を合わせて」

昨年度はコロナ禍の影響を受けて日帰りレクレーションは中止になり、定期総会も昼食無しでの開催でした。 しかし、コロナが下火になった12月に忘年会を行ったところ定員を超える参加申し込みがあり「3年半のコロナ禍を乗り越えて集まりたい気持ちが高まっている。今こそ女性部の出番!横の繋がりを大切にし、大変な時こそ本音を出し合える女性部の活動を広げていこう」との思いが強まりました。

今年度に入って実施した「夏休み企画~お好み焼体験~」と「宮浜温泉日帰りレクレーション」はどちらも初参加の方があり大盛況でした。

そんな変化を受けて女性部の今年の活動テーマは「部員同士底力あわせ、輝く女性部を作っていこう」との思いから『力をあわせて』に決定しました。

方針案・決算・会計監査報告・予算案・役員体制案と報告と提案がされ、提案された事項に関してはすべて満場一致で承認をされました。

部長は己斐支部の島友香さんが再任。「女性部でも集まるし、11月5日、12月2日の広島民商のイベントにも積極的に参加して力をあわせていこう」と新しい一年に向けて挨拶しました。

女性部では「力を合わせて」のテーマに沿って、パソコン記帳教室やおしゃべりカフェ、所得税法第56条の学習会など幅広いイベントを企画中です。是非ご参加ください。

インボイス学習会

広島民商では、右記の日程で、地域のインボイス学習会を開催しています。
どなたでも参加OK(会員外の方を誘っても来てもOKです)。
※資料の準備がありますので、参加される方は事務局までお知らせ下さい。

インボイス学習会スケジュール

西区

9月11日(月)

14時~けんこうプラザ5階(観音町16-19)
18時~けんこうプラザ5階

9月15日(金)

18時~喫茶あい(己斐上3-8-8)
ウオンツ己斐上店前

中区

9月4日(月)

14時~大工社(江波栄町1-2)
18時~大工社

9月11日(月)

14時~吉島福祉センター(吉島東2-17-30)
18時~吉島福祉センター

9月20日(水)

13時半~労学協(堺町1-2-9貴志ビル2階)

南区

9月8日(金)

14時~段原公民館(段原山崎2丁目7-4)
18時~段原公民館

東区

9月8日(金)

19時~戸坂公民館(戸坂出江2-10-26)

江田島

9月15日(金)

19時~鹿川交流プラザで個別相談・質問等受付けます。
(能美町鹿川3126番地1)

先週は東ブロックなどで開催されましたのでその様子をお知らせします。

東ブロックインボイス学習会

8月23日、Rcc文化センターで東ブロックのインボイス学習会を開催し15名が参加しました。

飲食業、不動産賃貸業、美容業、花の小売り、塾経営などなど多岐に渡る業種の方が集まり、まずはインボイス制度の概要と登録が本当に必要かどうかを真剣な眼差しで説明を聞いていきます。説明の後はそれぞれの方から質問や意見がたくさん出されました。

「飲食業で課税事業者。レジ関係の設備が整っていないのでどうしたらよいのかと悩んでいる」「不動産賃貸業だが物件はすべて個人の居住用。話を聞いてインボイス登録の必要はなさそうなので安心した」「飲食店に物件を貸しているが売上としては大きくない。話を聞いてひとまず登録せずに相手の様子を見ようと決めた」「インボイスに登録をしたが、領収書の書き方が分からないから教えてほしい」などなど、私の場合はどうなるのか?の個別の質問がたくさん出されていました。

インボイス開始まで1ヶ月となりましたが、複雑な制度でみなさんまだまだ分からない事がたくさんある様です。引き続き各地域で相談しやすい学習会を開催していきます。

女性部 日帰りレクでリフレッシュ

8月27日(日)女性部の日帰りレクレーションを開催し、子ども4人を含む33名が参加しました。

2020年に新型コロナウィルスが流行して以来、企画しては「まだ難しいか・・・」と諦めていたレクレーション。今年は満を持しての開催となりました。

宮浜温泉「べにまんさくの湯」は事務所から車で1時間程度の距離。行きのバスでは島部長が楽しいガイドを務めながら、民商全体で取り組んでいる「営業動向調査を書いていない方はご協力を!」と呼びかけたり、秋に予定されている女性部総会とイベントの案内をしている内に、あっという間に到着しました。

まずは温泉でさっぱりしてから宴会のスタート。食事もお酒も美味しくみなさんお箸が止まりません。

久しぶりのレクレーションをとても楽しみ、飲んで喋って大盛り上がりです。子どもが遊べるコーナーもあり、子ども達も楽しんでいました。

「前から気になっていた場所なので来れてよかった」「初めて来たけど食事がとても美味しかった!また来たい」等々、大好評で企画した役員さんたちも一安心。ただ、温泉到着後から食事までの時間が思っていたより短く、もっとゆっくり温泉を楽しみたかったとの声も。

「来年は時間を工夫してもっと楽しめるようにしようね!」とさっそく次回のレクレーションに思いをはせていました。

平和を考えよう!原水禁世界大会

今年も原爆が投下された8月6日を迎え、平和を願う様々な行動が行われました。6日には原水爆禁止を訴える「原水爆禁止世界大会」が開催され、広島民商からも代表5名が参加しました。

この「原水爆禁止世界大会」は、毎年広島・長崎で交互に本大会を行っています。水爆実験のせいで魚が敬遠されたお寿司屋さんが「商売が成り立たない。水爆実験を止めてほしい」と米大統領へ手紙を出したのが共感を呼び、世界に広がりました。毎年平和を願う全国の民商からも多くの人が参加をしています。

今年の本大会は長崎でしたが、広島大会にも世界各国から平和を訴える代表が集まり、被爆者の体験や、各国の情勢・平和への取り組みなどを聞きながら情報交換をしました。


元気に平和行進!

8月4日(金)、核兵器廃絶を求めて3つのルートで全国を行進してきた「平和行進」がゴールの平和公園へ到着しました。

この行進は、全国をリレー形式で行進するもので、広島市内は8月4日に、府中町役場、西区の新庄橋、南区の宇品の3ルートからゴールの平和公園へ出発。広島民商からも事務局と会員数名がそれぞれのコースに分かれて参加しました。

猛暑で大変な中でしたが、「核兵器廃絶」「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」を訴え、道行く人に平和をアピールしました。

被爆から78年。8月6日には広島平和記念式典が行われました。広島市の松井一實市長は平和宣言の中で「世界中の指導者は核抑止論は破綻していることを直視するべきだ」「核兵器禁止条約の早期署名や批准、11月にある締約国会議へのオブザーバー参加」など核兵器廃絶を訴えました。

しかし、被爆地広島出身にもかかわらず、岸田首相は同条約に言及はしませんでした。

被爆者団体代表との対話でも「重要な条約だが、核兵器国が行動しないと何も変わらない」と回答しています。世界唯一の被爆国の首相として、核廃絶のリーダーシップをとってもらいたいものです。

インボイスは延期・中止を!消費税減税を求めて街頭アピール

10月から開始されようとしている消費税の『インボイス制度』。実際に実施されれば、全ての事業者に多大な事務負担が課されることになります。

実施以降、免税事業者との取引では消費税の仕入税額控除が行えなくなるため(納付額が増大する)免税業者は取引から排除されたり、値引きを強要される事態が考えられます。当初2400億円程度とされていた増税は、いまや1兆円規模との試算も出されています。


1兆円もの増税を事業者または消費者が負担することになれば、異常な物価高、エネルギー高騰で疲弊している事業者や市民生活を完全に破壊してしまうことになります。

8月1日にインボイス反対の県内統一宣伝行動を実施。県内各所で様々な取り組みが行われました。

広島市内では、広島民商や北民商をはじめ、労働組合など約50名が参加してのデモ行進を実施。本通りなど繁華街を「インボイス制度反対」「これ以上の負担は耐えられない」「いまやるべきはインボイス導入ではなく、消費税5%への引き下げ」と市民にしっかりアピール


今が正念場です。反対の世論をしっかり広げ、『インボイスは中止・延期せよ』の声を大きくしていきましょう!

地域でインボイス学習会

7月18日(火)、南第一ブロック(宇品・大河・皆実)主催のインボイス学習会を皆実学区集会所で行いました。昼の部14時~、夜の部19時~の2回に分けて開催し、合わせて19名が参加しました。

昼の部では高岡事務局次長、夜の部は上河内事務局員が講師を務めました。

今回の参加者は建設業、飲食業、サービス業、不動産業等、業種も様々。

まずは消費税の仕組みやインボイス登録でなにが変わるのかなどを一通り学習していきます。

学習会の中では参加者からたくさんの質問がでてきます。

「一人親方(建設業)で日当には消費税が含まれていないのにインボイス登録しないといけないのか?」「取引先が美術館で絵画美術修復を行っている。今はインボイスについて何も言われていないが、登録しろと言ってきた時どうお伝えするべきか」「不動産賃貸業で時間制のコインパーキングを運営している。大きい会社に貸しているが金額が小さいのでインボイスは登録しなくても大丈夫か?」等、自分の商売に関連した細かい質問がどんどんでてきます。

地域で学習会を行ったことで「参加しやすい」「質問しやすかった」など好評です。

ただ、あまりに複雑な制度のため、学習会が終わった時点で参加された方の多くが「1回だけ聞いても理解が出来ない」と困惑気味。

「地域でもう一回やってほしい」という意見も出ていました。

全ての地域でこれからもインボイス学習会を開催します、積極的に参加してください。インボイスは延期の声も広げていきましょう!。

無予告調査の理由も追及!きちんと記帳で修正なし

流川支部・飲食業(法人)

法人を設立して25年、今回初めての税務調査でした。

午前10時くらいに突然税務署員が自宅にやってきました。夜中まで商売をしてますので、その時間は寝ており、びっくりして飛び起きました。すぐに民商に電話して対応の仕方をアドバイスしてもらい『連絡なしの訪問は失礼だ!疲れているし、任意調査なんだから今日は帰ってくれ』と伝え帰ってもらいました。

しかし、夕方に店の方に行くと署員が店にいるではありませんか。すぐさま民商に連絡し、民商の人と一緒に署員二人と話をしました。私は民商から聞いたアドバイスをもとに「原則事前通知が必要なのに、無予告調査となった理由、どうして私が税務調査になったのか調査の選定理由この二つを教えてくれないと前にすすめんで!」と主張。

明確な回答が得られないまま時間が過ぎていきました。「このままでは何回会っても同じ話になる、時間がいくらかかってもこちらは構わないから理由をはっきりしてくれ」と主張すると、しぶしぶ署員の方から「現金商売であることも理由の一つです」と言われました。「現金商売は脱税しているということか」とせまりましたが明確な回答が出てくることはありませんでしたが、調査に入ることにしました。

当店にはレジはありませんが、毎日伝票を整理して売上を計算。釣銭を引いたものを日付ごとにわけて管理し、現金売上については1円単位まで銀行に入金しており現金管理には自信がありましたので、現金監査にも応じました。

調査の中でも、現金売上、現金仕入れについてしつこいくらい聞かれましたが、日常的に日計表をつけていてそれを元に弥生会計に入力しています。中身をしっかり把握できているので原始資料を見ずともその場ですべて答えることができました。

2回目の調査日には、製氷機、冷凍庫などの固定資産の台帳と実物の確認がありました。少額資産、対応年数の確認までありました。特に問題もなかったため、その日の帰り際に『今回はこれをもって終了とします。』と言われ正直ほっとしました。

指導事項として、売上伝票の通し番号、娘の給与のことなどがありましたが調査自体が是認(修正等なし)で終わり、良かったです。日常的な記帳と納税者の権利を学習して頭に入れておくことが大切だと痛感しました。

この会員さんのように、帳簿をきちんとつけて毅然と対応された方は是認か少額修正で終わっています。

税務署員には納税者の権利を強く主張し、毅然と対応しましょう!

核兵器のない平和で公正な世界を!

1945年、世界で初めての原子爆弾が8月6日に広島、9日には長崎にも投下され、2つの街が一瞬にして、「地獄」に突き落とされました。広島、長崎ではその年のうちに約21万人が亡くなりました。

被爆地広島では、毎年平和な世界を願う行動が行われています。


網の目平和行進

6月23日には広島市教職員組合(全教)が主催をする38回目の「網の目平和行進」が行われ、4コースに分かれて約200名が「核兵器廃絶」などを訴え行進しました。この行進は、広島の教員が始めたもので、8月6日に向けた平和運動のスタート集会としても位置づけられています。民商からも事務局員2名が参加しました。

最後は平和記念公園噴水前で、ヒロシマから声をあげ続けようと意思統一し散会しました。


原水禁世界大会へ向け平和行進

毎年8月6日~9日前後に広島・長崎で行われる原水禁世界大会。ヒロシマとナガサキを交互に本会場を移して行われています。

この大会は、水爆実験によって魚が敬遠され、商売に打撃を受けた東京の民商会員が「水爆実験中止の要請」を米大統領宛てに送ったことが発端となり世界に広がった大会です。

この大会へ向け、平和を訴える行進が全国で行われており、今回本会場となるナガサキへ向け、7月5日、平和記念公園噴水前で行進者の出発式が行われました。松井広島市長からもメッセージが届き、少人数ながら元気よく出発しました。

また、東京夢の島を出発した東京広島コースの平和行進が8月4日に広島平和公園にゴールします。8月4日、下記の通り広島市内3箇所から平和公園へ行進しますので時間の空く方はぜひご参加ください。

ロシアがウクライナに侵攻して1年以上が経過をしましたが、いまだ戦争が終結する目途はたたず、核使用をほのめかす発言も行われています。

5月に行われたG7サミットで発表された「G7広島ビジョン」では、核兵器禁止条約には全く触れず、核廃絶どころか、核抑止力強化が表明され、多くの被爆者、市民から落胆の声が上がっています。

ヒロシマから声を上げ続けていく事が大事です。皆さんも平和のために行動しましょう!


国民平和大行進 

8月4日(金) 行進コースとスケジュール

★東京→広島Aコース(本コース)

8:30 府中町役場前慰霊碑前→東区役所→平和公園

広島駅前大橋で休憩

★東京→広島Bコース

8:45 宇品第2公園→南区役所→中区役所→平和公園

★富山→広島コース

9:05 新庄橋北詰→横川駅→平和公園


一般の税務調査は「任意調査」と言われるもので、税務署員が「納税者の理解と協力を得ておこなう」ものです。令状がある強制のものとは違います。 任意調査において、納税者が納得できないような調査は、本来あってはならないもの。民商では「税務調査10の心得(納税者 の権利10か条)」などを学びながら、仲間が立会うなど協力し合って、自信を持って調査に対応できるようにしています

〒730-0013
広島県広島市中区八丁堀2−3 広島商工会館 2F
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