会員で行政書士の小早川直美さんを講師に、広島県内13か所をオンラインでつないでの学 習会。制度導入から登録後の仕組みなどを学習し、その後画面共有をしながら登録手順を 実際の登録画面を見ながら進めていきました。
建設キャリアアップシステムは、国土交通省が2023年度からあらゆる工事で活用の原 則化を進めているシステム。義務化も予想されることから登録を急ぐ業者も増えています 。登録には事業者登録と技能者登録があり、法人の場合や個人事業主(従業員あり・なし )など状況に応じた登録が必要です。
「手順に沿って申請をすれば、決して難しい登録申請ではありません。添付するものなど 表示があるので、それに沿って1つずつ写真を撮って添付してきます。スマートフォンか らも申請できるので、扱いやすい方で申請してみましょう!」とアドバイス。
参加者からは「パソコンが苦手だけど、実際の登録画面を見ながらの説明だったのでイメ ージが出来た」「帰って早速申請してみます」と前向きな声を聞くことが出来ました。 参加者の中には「現場入場時(就業履歴1回につき)10円料金がかかり、従業員数が多い と1日10円×従業員数で馬鹿にならない金額。誰が支払うのか」「すでに元請で登録して もらったカードがあるが、現場でエラー表示が出た。これは、技能者登録は出来ているが 、事業者登録が出来ていないのか。今後現場に入るためにも、事業者登録を元請の会社か ら自社に変更した方が良いか?」
など具体的な質問も飛び交いました。 参加者の多くはこれから申請登録される方で、まだ自分でできるか等分からないことが多 かったのではないかと思います。
今後登録を進めていく中で出てくる疑問点など、一緒に 解決し、無事登録ができるよう頑張りましょう。