1945年、世界で初めての原子爆弾が8月6日に広島、9日には長崎にも投下され、2つの街が一瞬にして、「地獄」に突き落とされました。広島、長崎ではその年のうちに約21万人が亡くなりました。
被爆地広島では、毎年平和な世界を願う行動が行われています。
網の目平和行進
6月23日には広島市教職員組合(全教)が主催をする38回目の「網の目平和行進」が行われ、4コースに分かれて約200名が「核兵器廃絶」などを訴え行進しました。この行進は、広島の教員が始めたもので、8月6日に向けた平和運動のスタート集会としても位置づけられています。民商からも事務局員2名が参加しました。
最後は平和記念公園噴水前で、ヒロシマから声をあげ続けようと意思統一し散会しました。
原水禁世界大会へ向け平和行進
毎年8月6日~9日前後に広島・長崎で行われる原水禁世界大会。ヒロシマとナガサキを交互に本会場を移して行われています。
この大会は、水爆実験によって魚が敬遠され、商売に打撃を受けた東京の民商会員が「水爆実験中止の要請」を米大統領宛てに送ったことが発端となり世界に広がった大会です。
この大会へ向け、平和を訴える行進が全国で行われており、今回本会場となるナガサキへ向け、7月5日、平和記念公園噴水前で行進者の出発式が行われました。松井広島市長からもメッセージが届き、少人数ながら元気よく出発しました。
また、東京夢の島を出発した東京広島コースの平和行進が8月4日に広島平和公園にゴールします。8月4日、下記の通り広島市内3箇所から平和公園へ行進しますので時間の空く方はぜひご参加ください。
ロシアがウクライナに侵攻して1年以上が経過をしましたが、いまだ戦争が終結する目途はたたず、核使用をほのめかす発言も行われています。
5月に行われたG7サミットで発表された「G7広島ビジョン」では、核兵器禁止条約には全く触れず、核廃絶どころか、核抑止力強化が表明され、多くの被爆者、市民から落胆の声が上がっています。
ヒロシマから声を上げ続けていく事が大事です。皆さんも平和のために行動しましょう!
国民平和大行進
8月4日(金) 行進コースとスケジュール
★東京→広島Aコース(本コース)
8:30 府中町役場前慰霊碑前→東区役所→平和公園
広島駅前大橋で休憩
★東京→広島Bコース
8:45 宇品第2公園→南区役所→中区役所→平和公園
★富山→広島コース
9:05 新庄橋北詰→横川駅→平和公園